木工作家、佐古馨さんの日常使いの器です。
自然素材ゆえに、どれ一つとして同じものはないのですが、ご家庭で使われるのにペアで探される方が多いため、今回はできるだけ風合いや形、サイズの近いものを2枚、選んでみました。
素材はカキ、一見黒一色に見えますが、目を凝らすと木目や濃淡が見て取れ、落ち着いた良い風合いです。サクラより下地の茶色がやや強く感じ取れます。
軽くて使いやすく、どんなお料理でも引き立てます。
*ウレタン加工をしているため、耐久性が高いです。実際に高級料理店、レストランにも卸している商品で、「毎日使用しても10年は大丈夫」とは作家の言葉。油染みなどのお手入れにはエゴマ油を使います。さらりとして速乾性が高く、しっとりと潤いのある表面を取り戻します。
素材:カキ
サイズ:Φおよそ21cm
【佐古馨氏の木の器】
佐古氏の木の器は全てGreen Turning(生木びき)という技術で制作されています。タテ木ではなく、あえてヨコ木を用いることで生じる変形、歪みが作品の魅力となっています。素材が持つ色や風合いはどれ一つとして同じ物はなく、光の当て方によってもくるくると表情が変わります。