




硝子茶器の菓子器をイメージして制作された平皿です。透明部分が多く、厚みのある安定した形です。長方形というよりは台形に近い丸みのある個性的なフォルム。パーティーシーンなどで活躍する華やかなお皿です。
縁は不均一な曲線を描いています。ガラスの内側に銀と金が散ったデザインです。
光をガラスにあてると屈折して華やかに輝きます。
*ガラスの中に散った銀や金はマイカmica 雲母です。麹谷氏の作品の60〜70%に入ってるため、「コウジ模様」とも呼ばれています。
スウェーデンの最高級ガラスを原材料に那須の二期倶楽部ビオトープ工房で制作された。作家所蔵の作品です。
*お皿の縁は波打ったデザインで均一ではありません。サイズは一番長い部分を測っております。
サイズ:縦 約24cm、横 約33cm、高さ 約3cm
素材:スウェーデン製ガラス
色:透明
*麹谷 宏 Hiroshi Kojitani グラフィックデザイナー
1937年 奈良県生まれ
1957〜1959年 早川良雄デザイン事務所勤務
1959〜1966年 銀座・松屋宣伝部勤務
1967〜1970年 フランス・パリのデルピーユ・ストゥディオ勤務
1972年 麹谷・入江デザイン室を設立、主宰
1993年 ケイプラスを設立、主宰
受賞:日本宣伝美術会奨励賞、日本サインデザイン賞金賞、通商産業大臣(現・経済産業大臣)賞、朝日広告賞、毎日デザイン賞、広告電通賞など。また、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団「シュヴァリエ」の称号、日本ソムリエ協会「名誉ソムリエ」、フランス政府「農事功労シュヴァリエ勲章」受勲。茶道文化振興賞受賞。